
食べることで消費?食事誘発性熱産生とは・・・!?
2017.04.06 Princessブログ
こんにちは!名古屋市西区、庄内通駅徒歩2分にある女性専用パーソナルトレーニングジム『プライベートジムプリンセス』の管理栄養士の川上真依です♪
さて、今回のテーマは
『食事誘発性熱産生』についてです!
食べ物を食べると、カラダがポカポカと暖かくなるのを感じませんか?
これは食事誘発性熱産生(DIT:Diet Induced Thermogenesis)と呼ばれる消費エネルギーによるものです。
食事をすると、体内に取り込まれた栄養素はエネルギー源として利用できる状態になるまで細かく分解を始めます。
分解作業を担当するのは消火器官です。
消化器官は栄養素の分解の為に活発に活動を開始し、この際、消化の為にエネルギーが消費され体熱を発するようになり体温が若干上昇するのです!
この私たちの体の反応を食事誘発性熱産生と呼ぶのです。
そして食事誘発性熱産生は私たちの1日の消費エネルギー量のうちの1割を占めます!
食事誘発性熱産生が高くなると消費エネルギーが増え、ダイエットにも良い成果を生み出しやすくなります。
* よく噛んで食べる
よく噛むことで、交感神経が刺激されて消費エネルギー量が増加します。
1口30回以上を目標に毎食意識するよう心がけましょう♪
* タンパク質の摂取量を増やす
食事誘発性熱産生でどれくらいエネルギーを消費するかは栄養素の種類によって異なります。
タンパク質のみを摂取したときは摂取エネルギーの約30%、糖質のみの場合は約6%、脂質のみの場合は約4%で、通常の食事はこれらの混合なので約10%程度になります。
低カロリー、高タンパク質の食材(例:ささみやモモ肉、マグロの赤身など)を選ぶようにしましょう!
* 温かい食べ物
温かいものはカラダが温まって代謝が上がり、脂肪の燃焼が促進されます。
体温が低いほど基礎代謝が低く、食べた物のエネルギー代謝が劣り、脂肪を溜めこみやすい体質になります。
* 食べる時間帯
夜遅くの食事は胃腸に負担をかけ、睡眠障害の要因になるだけでなく、体内時計が乱れて代謝の効率が落ちます。
夕食が遅くなる時には上手に間食をとり入れ、夕食には温かくて消化の良いものを食べるようにしましょう!
例)温野菜、みそ汁、ミネストローネなど
しっかり食べ、食べることで消費もし、より健康的な体つくりをしていきましょう♪